夜灯

手づくりの明かりでまちの宝を照らす夜灯

千葉市稲毛区 / せんげん通り

2006 - 2008

毎年11月末になると、京成稲毛駅周辺のせんげん通りを中心に、稲毛あかり祭り「夜灯(よとぼし)」が開催されます。Dropsは、夜灯の仕掛け人の一人でした。2009年にDropsは西千葉に引っ越しましたが、今でも稲毛商店街をはじめとしたまちの人が中心となり開催されています。

活動のきっかけ


稲毛の宝を照らそう

はじまりは2006年、Dropsがまだ稲毛にいた頃です。稲毛商店街の人たちや、まちの人たちと共に、稲毛のまちの宝たちを明かりで照らすプロジェクトを始めました。

夜灯漁の記憶

稲毛は昔、遠浅の浜辺が広がり、美しい海岸が続く海のまちでした。漁をして暮らしている人も沢山いました。
そのころ、新月の夜に行われていた遊びの漁が「夜灯漁」です。夜になり、潮が大きく引くと、干潟が現れます。すると、大人も子どももカンテラに明かりを灯して浜に下ります。光に集まったエビや小魚を捕まえるのです。
しかし、昭和30年代に入ると海は埋め立てられ、夜灯漁の記憶も海の景色とともに埋もれてしまったのです。

海の記憶を伝える

京成稲毛駅前で行われる夜灯のイメージ図
夜灯の企画会議の様子

そんな話をDropsが聞いたのは、まちの人と話していた時のふとした会話のことでした。時代に埋もれたまちの記憶を呼び戻し、今を生きる稲毛っ子みんなに伝えたい。
カンテラの明かりで漁をした夜灯漁の話からヒントを得て、「まちの宝」をひとつひとつ丁寧な明かりで照らすことを考えました。

活動内容


地域のみんなで祭りをつくる

稲毛の風景を描いた子供たち
稲毛の風景を描く人々

まちの宝は何だろう。子どもからお年寄りまで、自分の好きな稲毛の風景を描いてもらい、ひとつひとつ灯篭にしました。

まちを照らす

せんげん通りに並べられた灯籠
駅のホームにに並べられた灯籠

お祭り当日、作成した灯篭をせんげん通りや駅のホーム、特設ステージの周りに並べます。約3000個の灯篭がまちを照らし出しました。

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